大学受験に失敗、フリーター生活。そして気づけば家づくりの道へ|社長・竹内のこれまでと自己紹介

今回は家づくりの話から少し離れて、私がどんな人生を歩んできて、どうして家づくりの仕事をするようになったのか。

少し長くなりますが、自己紹介も兼ねて書いてみようと思います。


今でこそ上越で家づくりの仕事をしていますが、生まれは新潟ではなく京都です。

そして最初から建築一筋だったのかというと、まったくそんなことはありません。

「大学受験に失敗して、フリーター生活。」

そこからいろいろな仕事や人との出会いを経て、気づけば家づくりの仕事に携わって30年以上になりました。

振り返ってみると、なかなか遠回りをしてきた人生です。

「京都で生まれ、大学受験に失敗」

1966年12月16日、京都市で生まれました。

京都外大西高等学校を卒業後、大学を受験しましたが、見事に失敗。

そこから、いわゆるフリーター生活が始まりました。

マクドナルドや居酒屋の皿洗いなど、いろいろな仕事を経験しました。

一番働いていた頃には、朝5時から夜10時まで肉体労働をしていたこともあります。


そして、半年で身体を壊しました(笑)。


大変ではありましたが、もともと働くこと自体は嫌いではありませんでした。

マクドナルドでは接客コンテストにも出場し、「京都で2番目にポテトがおいしい」なんて言われたこともあります(笑)。

今振り返ると、この頃に経験した接客や人との関わりも、現在のお客様との打ち合わせにつながっているように思います。


「21歳、「このままでいいのかな」」

21歳くらいになると、周りの友人たちは大学に通い、就職活動を始めていました。

「銀行に内定した」
「旅行会社に決まった」

そんな話を聞くようになります。

もちろん「おめでとう」と言うのですが、その一方で、

「自分はこのままでいいのかな?」

と思うようになりました。

今さら大学へ行くのか。
どこかへ就職するのか。

そもそも、自分は何を仕事にしたいのか。

そこで初めて、これから先の人生について真剣に考えるようになりました。

「「衣・食・住」から考えてみる」

そんなときに思い出したのが、祖父の言葉です。

私の実家は京都で、安土桃山時代から続く呉服屋で草木染めの職人の家系でした。

祖父からは、

「衣食住に携わる商売は無くならん」

と言われていました。

それなら、自分は「衣・食・住」のどれが向いているんだろう。

まずは「衣」。

実家が草木染めの職人なので、一番身近な世界でした。

ただ、当時すでに成熟した産業でもあり、自分がそこへ進んでいくイメージはあまり持てませんでした。

続いて「食」。

これは......

食べること専門です(笑)。

料理を仕事にするというより、おいしいものを食べる側でいたい。

そうなると残ったのが「住」でした。

家は、何もないところから少しずつ形になっていきます。

「これは面白そうだな」

と思いました。

思い返せば、小学生の頃に自宅の増築工事をしていた時期があります。

大工さんが毎日少しずつ家をつくり上げていく。

その様子を見るのが楽しくて、ワクワクしながら眺めていました。

今考えると、あの頃に感じたワクワクが、家づくりに興味を持った原点だったのかもしれません。

「帰り道で見つけた「やる気のある人募集」」

その後、百貨店系列の不動産会社などでも働きました。

輸入事業部で、ヨーロッパの硝子洋食器や陶器製品などの発送業務を担当していた時期もあります。

契約期間が終わり、再び仕事を探すことになったある日。

アルバイトの帰り道、阪急電車の西院駅近くを歩いていると、ある看板が目に入りました。

「やる気のある人募集」

建設会社の求人看板でした。

「おっ」と思って電話番号をメモし、すぐに連絡。

社長と常務に面接していただき、採用してもらいました。

後から聞いた話では、

「看板を見て電話してくるようなハングリーな人間なら面白そうだ」

と思ってもらえたそうです。(まぁ、今から思うと、取り合えず採用で。。。って感じだと思います。)

人生、どこに縁があるか分からないものです。

ここでは不動産賃貸の入居斡旋やビジネスホテルの仕事などを経験しました。

このとき身につけた知識や経験も、後の仕事につながっていきます。

「明日から来てくれ」で住宅業界へ

1992年11月、ハローワークを通して大手ハウスメーカーの面接を受けました。

営業としての応募でした。

すると面接で、


「明日から来てくれ」


と言われました。

人が足りなかったからなのかもしれません(笑)。

こうして、本格的に住宅の仕事が始まりました。

最初の勤務地は滋賀県の大津。

大津には2〜3年ほど勤務しました。

入社して3か月で、3棟の住宅を受注することができました。

......と言うと格好いいのですが、これは自分の力というより、

ほぼ当時の所長のおかげです(笑)。

住宅営業について何も分からないところから、周りの方々に支えてもらいながら、一つずつ仕事を覚えていきました。

「大阪で出会った「この人のおかげで今がある」と思える人」


その後、大阪へ異動。

大阪では約4年間勤務しました。

ここで出会った所長には、本当にいろいろなことを教えてもらいました。

当時は毎日のように、所長の家まで車で迎えに行き、仕事が終わればまた家まで送る。

いわば毎日、所長の運転手です。

今のように、分からないことを何でもインターネットで調べられる時代ではありません。

車の中で話を聞き、一緒に現場へ行き、お客様との接し方を見る。

毎日一緒に行動する中で、住宅の知識だけでなく、営業の考え方、人との付き合い方、仕事への向き合い方など、本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。

今振り返っても、

「この人のおかげで今の自分がある」

と思える人です。


金沢、そして「半年だけ」の予定で上越へ


大阪での勤務を経て、次は金沢へ異動。

金沢には約1年半勤務しました。

そして、その次の勤務地が新潟県上越市です。

ただ、最初から上越に長く住む予定だったわけではありません。

当時、上越営業所ができたばかり。

そのため私は、新しくできた営業所で半年間だけ勤務する予定で上越へやってきました。

半年だけ上越で仕事をして、その後はまた別の場所へ。

......のはずだったのですが、

半年が経ち、

そのまま在留(笑)。

半年だけの予定でやってきた上越に、気づけばずっと住んでいます。

今では上越での暮らしも24年を超えました。

京都で生まれ育った自分が、まさかこれだけ長く上越で暮らし、ここで家づくりをすることになるとは。

当時はまったく想像していませんでした。

人生、本当にどこでどうなるか分からないものです。


「同じ価格なら、もっといいものをつくれるのになぁ」


住宅会社で長く仕事をする中で、家づくりについての知識や経験も増えていきました。

たくさんのお客様と出会い、たくさんの住宅を見てきました。

そうすると、少しずつ自分なりの家づくりに対する考えも生まれてきます。

その中で、

「同じくらいの価格なら、もっといいものをつくれるのになぁ」

と思うこともありました。

もっとお客様と直接話をして、そのご家族に合ったものを自由に提案したい。

自分が良いと思う材料や方法を選び、自分自身で最後まで責任を持って家づくりをしたい。

もちろん、独立した理由はそれだけではありません。

なんやかんや、いろいろありまして(笑)。

ただ、住宅会社で経験を積めば積むほど、

「自分の考える家づくりを、自分でやってみたい」

という気持ちは強くなっていきました。

そして独立し、タケハウス建築設計室として家づくりを始めました。


「ご紹介から始まる家づくり」


独立してから今日まで、ありがたいことにご紹介をきっかけに新しいお客様と出会うことが多くあります。

家は、建てて終わりの商品ではありません。

そこから何十年と暮らしていく場所です。

だからこそ、一棟一棟きちんと向き合う。

タケハウスでは、私自身がお客様との打ち合わせから設計、現場管理まで一貫して関わっています。

現場では棟梁とも直接やり取りをしながら、図面だけでは分からないところまで確認していきます。

住宅会社に入ったばかりの頃には分からなかったことも、30年以上この仕事を続ける中で、本当にたくさん経験してきました。

それでも、家づくりは毎回違います。

土地も違えば、家族構成も違う。

暮らし方も、好きなデザインも、予算も違います。

だからこそ、一棟一棟考えることがたくさんあります。

それが家づくりの難しさでもあり、今でもこの仕事を続けている面白さでもあると思っています。

遠回りした経験も、今につながっています

大学受験に失敗して、フリーター生活。

マクドナルドで働いたり、肉体労働で身体を壊したり。

たまたま見つけた「やる気のある人募集」という看板から建設会社へ入り、その後、住宅メーカーへ。

大津、大阪、金沢と転勤して、

「半年だけ」

の予定でやってきた上越に、気づけばずっと住んでいます。

そして、家づくりの仕事に携わって30年以上になりました。

こうして振り返ってみると、決して一直線ではありませんでした。

ただ、遠回りした経験も、各地で出会った人たちも、そこで教えてもらったことも、すべて今の家づくりにつながっているように思います。

これからも上越・妙高・糸魚川を中心に、新築・リフォーム・リノベーションなど、一つひとつの住まいに向き合っていきます。

「こんなこと、工務店に聞いてもいいのかな?」

ということでも構いません。

土地探しから中古住宅、リフォーム、家づくりのちょっとした疑問まで、住まいのことで何かありましたら気軽にご相談ください。

今後とも、タケハウス建築設計室をよろしくお願いいたします。

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