「予算オーバーで諦める...」を防ぐために。家づくりで見落としやすい費用とは?
家づくりの予算を考えるとき、どうしても建物本体の価格に目が行きがちです。
しかし実際には、土地の状態や道路との関係によって、建物以外にもさまざまな費用がかかります。
特に注意したいのが、
・地盤改良費
・外構工事費
・上下水道の引込費
・各種申請や諸費用
最初にこうした費用を考えていないと、間取りや仕様がある程度決まってから「思っていたより総額が高い」となり、キッチンやお風呂など、せっかく選んだものを削らなければならないこともあります。
今回は、上越地域で家づくりをするときに、最初から考えておきたい「建物以外のお金」についてご紹介します。
地盤改良費|新潟では特に考えておきたい費用
家を建てる土地の地盤が弱い場合、建物を安全に支えるために地盤改良が必要になることがあります。
特に新潟では、もともと田んぼだった場所を造成して住宅を建てるケースもあります。

ただし、土地を見ただけで「地盤改良が必要」「このくらいの金額がかかる」と判断することはできません。地盤調査を行って、その結果によって必要な工事が決まります。
実例は極端な例ですので、すべての土地でこれほどの費用がかかるわけではありません。
ただ、土地の状態によっては大きな追加費用になる可能性があるため、土地の価格だけで判断しないことが大切です。
特に田んぼを造成した土地などでは、土地購入前の段階から地盤についても意識しておくと安心です。
外構工事費|家だけ建てれば終わりではありません
駐車場のコンクリート、アプローチ、フェンス、カーポートなども家づくりの予算に入れておきたい部分です。
特に上越では、車を複数台所有するご家庭も多く、冬には除雪も必要になります。
「車をどこに停めるのか」だけではなく、
・雪をどこに置くのか
・除雪しやすい配置になっているか
・道路から玄関までどう歩くのか
なども、建物の配置を決める段階から考えておくことが大切です。
家が完成してから外構を考えるのではなく、土地・建物・外構をまとめて計画することで、余計な工事や予算オーバーを防ぎやすくなります。
上下水道の引込費|土地によって条件が大きく違います
土地の前に水道管が通っているからといって、必ずそのまま使えるとは限りません。
敷地内まで水道が引き込まれていなかったり、既存の管が現在の計画に合わなかったりすれば、新たな工事が必要になる場合があります。
また、下水道が利用できる地域なのか、浄化槽が必要なのかによっても費用は変わります。
一見すると安く見える土地でも、こうしたインフラ工事を含めると、結果的に総額が高くなる場合があります。
土地を検討するときは、販売価格だけでなく、「この土地に実際に家を建てるまでにいくら必要なのか」を見ることが重要です。
家づくりは「坪単価」より「総額」で考える
住宅会社を比較するときによく目にするのが「坪単価」です。
もちろん一つの目安にはなりますが、坪単価だけでは家づくりに必要な総額は分かりません。
建物本体のほかに、
・土地購入費
・地盤改良費
・外構工事費
・上下水道工事費
・各種申請費
・登記などの諸費用
がかかります。
さらに土地によって必要になる工事が違うため、同じ30坪の家でも最終的な金額は変わります。
だからこそ、最初から建物だけに予算を使い切らず、「家づくり全体でいくらまで使えるのか」から逆算することが大切です。
後から削るより、最初から分けて考える
家づくりで避けたいのが、間取りや設備を決めた後になって、
「地盤改良で予想以上にかかった」
「水道工事を忘れていた」
「駐車場まで予算が残らなかった」
となることです。
後から予算を合わせるために、本当に欲しかった設備や仕様を諦めるのはもったいないと思います。
土地を探す段階から、建物だけではなく、地盤・外構・上下水道なども含めて考えておけば、どこにお金をかけて、どこを抑えるのかを判断しやすくなります。
タケハウス建築設計室では、建物だけを見るのではなく、土地の条件や外構、雪国ならではの暮らし方まで含めて家づくりを考えています。
「この土地なら、結局いくらくらいで家を建てられる?」
そんな段階からでも、お気軽にご相談ください
